ホメオパシーから自然療法の世界に入った私ですが、ホメオパシーよりも興味を持ったのがシュスラー塩(ティッシュソルト)というものでした。
シュスラー塩とは「ほとんどの病気は細胞内のミネラル欠乏が原因である」というシュスラー博士の説により、12種類のミネラルを症状別に摂取するという自然療法です。
なぜホメオパシーよりシュスラー塩だったのか?
当時は自分でもよくわからなかったのですが、「ミネラル!ミネラル!そうそう大事なのはミネラルだよ~」と言われたんです(誰に?)(ちょいちょい出てくる心の中の誰かに)。
なので、うちのちびは何かあるとこのシュスラー塩を口の中にに放り込まれることになります。シュスラー塩という名前ではあるのですが、甘いです。これもまたお砂糖です。なのでちびは例によって「ハイ、よろこんで!」です。
後に英語の本なども読み漁って知ることになるのですが、このミネラルこそがホメオパシーレメディの中の有効成分なんだそうです。例えば私がとてもお世話になったポースティーラというレメディの有効成分はシリカというミネラルなので、ポースティーラが効かない場合にシリカのティッシュソルトを処方するホメオパスもたくさんいたそうです。
私がまずすごいと思ったティッシュソルトは最初に自分で試してすぐさま効き目を感じたFERRUM PHOS(リン酸鉄)でした。
よく、春夏に生まれると暑さに強く秋冬に生まれると寒さに強くなるなどと言われますが、秋生まれの私はその例にもれず冬の寒さは嫌いじゃないけど夏の暑さにはたまらなく弱いのです。で、春の終わり頃の太陽の日差しがちょっと強くなる頃に少しでも長いこと外を歩くことがあると決まって頭が痛くなっていました。シュスラー塩に出会うまでは。
「太陽に当たると頭痛になるなんていうのは病気とまでは言えないしどうしようもないなー」と、治る方法があるなんて思ってもみませんでした。
しかしあったんです。シュスラー塩の中にそれを治してくれるソルトが!
そうリン酸鉄です。
太陽に当たると代謝が上がり、体温と心拍数も上がります。その時に体の中のミネラル分のリン酸鉄が多く消費されるのだそう。なので失ったリン酸鉄を補ってあげる必要があるんです。
それを知って夏になる前に必ずリン酸鉄を飲むようになってからは、全くの頭痛知らずになりました。マンマミーヤです。