学校へ行かない子どもへ大人たちが言えること

みなさん、ゆたぽんを知っていますか?学校へ行かない宣言をしている10代のユーチューバーです。私は最初彼を知った時に、令和だな、ニュータイプの時代だな、と思ったんです。

やりたくないことはやらなくていい。学校教育はGHQの呪いだから、おかしいと気づいたんなら行かない方が賢明だ。
今後彼に続く子どもたちはたくさん出てくるだろうし、それでいいんだろうな。

と思いました。

だけど、
ほんとうにそれだけが正解だと決めつけちゃってもいいのかな、となんだか胸がざわざわして…

この直感に従ってひろゆきさんのYouTubeを見てみることにしました^_^

ひろゆきさんは、
至極真っ当なことを言ってました。



【その後のアウトプットに影響が出る】
将来、たとえば学園もののアニメを作りたい、となったときに自分が学校に行ってなければどんなことやってるかわからない、実体験がない、となるとそんなアニメは作れない。

ー小説家しかり、漫画家しかり、映画監督しかりだなと私も思いました。ゆたぽんのように自分の頭で何かを考えようとする子どもは多分クリエイティブなはずなので、将来クリエイターになる確率も高いんじゃないかと思うと、創作範囲がハナから狭いというのは、ハンデになるんじゃないかと。



【コミュニケーション能力を育てられない】
たとえば嫌いな奴と喧嘩したとして、となりにその子が座っている。喧嘩してても結局ずっと顔合わせなきゃならないんだったら仲直りしとくかーとか、周りに仲直りしろよと言われて面倒くせーから仲直りするかーとか、次に友達が喧嘩したときにお前らも仲直りしろよーと言えたりとか、人と喧嘩して仲直りする過程を経験することによって人間関係の積み重ね方を覚えたりすることができる。そんな経験ができるのはこの時期だけだからやっておいた方がいい。

ーたしかに。同年代の人たちと付き合うことでしか身につかないことってたくさんあるだろうな。



学校へ行かないのは簡単だし、やりたくないことはやらなくていいじゃないかというのは常に私の中にある考え方なんだけど、一旦よくよく考えて、子どもたちには「こんな考え方もあるんだよ」といろんな方向からの選択肢を教えてあげるのも大人たちが彼らの将来のためにできることなんじゃないかと思ったんでした。